笑わせて、考えさせる業績に贈られるイグノーベル賞。先日ハーバード大学で授賞式が行われ、今年は物理学、神経科学、心理学、公衆衛生学、生物学、芸術、経済学、薬学、北極学、栄養学の10賞が授与されました。北里大学の馬渕教授チームは「バナナの皮が滑りやすいのは自明だが、それを科学的に立証した」ことにより物理学賞を受賞しました。日本人の受賞は8年連続だそうです。
10年前の2004年の平和賞は「カラオケを発明し、人々に互いに寛容になる新しい手段を提供した」井上大佑氏に贈られました。最近のカラオケ装置は音質、画質とも素晴らしいですが、歌い手が問題で早く終わってほしいと思いながら我慢して聞き、カラオケがイグノーベル平和賞を受賞した訳を実感するというケースが多々あります。
しかし先日スナックPで聞いた歌は違っていました。中年のご婦人が坂本冬美の「また君に恋してる」など数曲歌ってくれましたが、プロとは違う良さがあってうっとりと聞き惚れてしまいました。これはノーベル平和賞級だと思った次第です。
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- 2014/09/26(金) 08:47:14|
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